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意味不明な動物達
『い、痛い…。』

腕の痺れを感じ、私は目を覚ました。
身体が動かない。力が入らない。…たぶん、私は寝ているはずだ。

目を開けた。が、明りは入らない。
『…あ゛…またアイマスクが取れてないんだ。』
アイマスクを取ろうと左腕に力を入れた途端激痛が走った。
畳針をねじ込むような痛みが背骨の奥まで貫通した。
私は声にならない呻きをあげた。
それでも痺れた腕が動かない。これではアイマスクが取れない。

いつからこの状態だったのだろう。今日は何日?…
記憶を辿る事で血液が脳に向うのが判る。
頭の奥から弱い鈍痛…いや、疼痛か…それが感覚に現れる。

トクン…トクン…トクン…トクン…ドクン…ドクン…

徐々に痛みが大きくなり、そして眩暈に変わる。
『そうだ…お誕生日の言葉…あれは?…え?…何の事?』
意識が混濁している。記憶に霞がかかっている。

私は脳に昇る血液の量を加速させた。
心臓が躍動し血液が移動する度に身体中の痛みは激しくなる。
それは逆に私が生きている証だ。そう思う事にした。

ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…

映像が脳裏に浮かんだ。やはり私はベッドに横たわっていた。
ブランケットを肩まですっぽりと被り、丸く、小さく蹲っている私。
灯りも無く、秒針の蛍光色だけが規則正しく動いているのが見える空間。







ガチャッ!

突然ドアノブが鳴った。ゆっくりと扉が開いてゆく。
『こんな夜中に…誰?…。』


リスだ。リスが立っていた。小学生くらいの大きさのリス。

彼は…ボンタンを穿いていた。
その手には…先端の尖ったサングラスが握られていた。ヤンキーリスだ。

目がギラギラと光っていた。彼が近付いて来た。歩き方がだらしない。本人は肩で風を切っているつもりが、たぶん頭が重いのであろう、肩を揺するたびに視線が泳ぐ。右肩を揺らせば一瞬の遅れで左から右へ頭が動き、左肩を揺らせば遅れてグルンと左に流れる。まるでからくり人形か、吉本新喜劇の売れない役者のオーバーリアクションのようだ。

『…ぷぷぷ…それ、わざと?それともコント?』
それでも彼は無言で私のほうに近付いて来た。
何か私に言いたい事があるようだ。目が口ほどにものを言っていた。
『ちょっ!…何々?!…私に何の用?!』

彼がグダグダと近付いてくる。ボンタンの擦れる音、そして獣の匂い。
強烈な野生の獣の匂い…私はむせた。吐き出すだけの激しい咳き込み。
肺の中の空気が一気に迸り出た。そして酸欠で意識が遠のく…遠く…。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

またもややってしまいました(笑)
今回の熱は39度くらいで大した事なかったんですが、お咳が酷かった。
息苦しくてたぶん酸欠でクラクラしてたんだと思います。
そう言う朦朧とした時に来る動物達(笑)
今回も無言で近付いて来ました。
いったい何を言いたかったのか…知りたいと思いません?
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【2007/02/08 00:07 】
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