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第一夜 深憂



「理(ことわり)と 義は我にあり!」と 主張する
譲らぬ言葉に 理は無し



号令と 規律の声で 歩き出す
軍靴の響き 勇ましくも虚し

恐怖の足音




戦神 空覆う悪 狂笑(わら)う声
舌なめずりする 紅い唇



戦慄と 怯えと不安と いらだちと
虚空を泳ぐ その弱き瞳




胸壁の 盛り上げた土の その脇に
遮るものなく 咲く一輪の花

名も無き一輪












もうひとりの小町の扉をお開けなさい

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異国での ふたつの体と 一つの心 今宵あなたに お見せしましょう

心の鍵は ふたつでひとつ
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【2006/08/16 00:00 】
華小町 | コメント(5) | トラックバック(0)
<<あの夏の日を忘れない | ホーム | 第二夜 慟哭>>
コメント
僕の知っている戦争は、大部分が映画によるものです。
残りは人づてに聞いた話と、資料という紙切れに書かれたもの。
どれだけ歩み寄ろうとしても、しょせん他人事だと無意識に思っているのかもしれません。
ですが、そこにあったものは作られたものではなく現実。
そして、僕等と同じ人間が巻き起こしたこと。
前を向いて歩かねばなりませんが、ですが、決してそれは忘れてはいけないことなんだと思います。

命よりも大切なもの、それが誇りというならば、僕はそんな誇りなどいりません。
そんなのは驕りだと。
幾千の犠牲の上に僕等は生きているということ。
もっと命を大切にしなくてはと思います。

戦争が巻き起こした悲劇。
この国に生まれた者として、深く胸に刻み付けたいと思います。
明日もまた来ます。
【2006/08/14 01:02】
| URL | H×S #WVb5vgCk[ 編集] |
軍靴の響き。
それに愛国心や国の強さを感じると誰かがテレビで言ってたけど。(日本人ではないけどね)
私には、それで人々に戦争の正当化を植えつけているような気がしてなりません。
「勇ましくも虚し」にすごく共感しました。

3、4種目の対比に、思わず背中がぞくりとしました。
戦争の強大な力に、弱い存在はなす術もなく呑みこまれてしまう。
たくさんの感情を抱えながら、できることは虚空を見つめることだけ。
そんな人が戦争中はきっとたくさんいたんだろうな。
必死に逃げたり隠れたりしたこともだけど、こういう瞬間の想像も大事だなと思いました。
また来ますね。
【2006/08/14 02:49】
| URL | 小箱 #-[ 編集] |
なんだかこの詩を読んだとき、
恐怖と切なさを感じました。
ちょっとした言葉だけで伝わってくる恐怖。
メディアの世界だけでしかしらない戦争だけど、
ちょっとした言葉からこんなにも強く感じるってことは、
実際に現場にいた人はどれだけの恐怖を味わっていたんだろうか。
「戦争を知らない子供たち」って歌があるけど、
私たちは本当に知らなすぎだよね。
戦争映画のグロテスクなものは恐くて見れなかったけど、
目を背けずに見なくてはいけない現実なんだなって感じました。
【2006/08/14 13:32】
| URL | ももちぇ #-[ 編集] |
>戦慄と 怯えと不安と いらだちと
>虚空を泳ぐ その弱き瞳

たしか、中東の国だったと思いますが、まさにこの文章のとおりの絵画がありました。
子供を抱いた、母親の絵でした。
戦争のしわ寄せは、常に弱い立場の者へとやってくる。
分かってて戦争に走る国家って、いったい何なんでしょう・・・

【2006/08/14 23:54】
| URL | コーヒールンバ #iJ46pOg6[ 編集] |
>H×S塾長さまへ

正直なお言葉ありがとうございます。
華小町はこの国の9.11の時に実際にこの国にいました。
あの事は映画でも空想でもなく、現実だったのを記憶しています。

人間が引き起こしたものは同じ人間が防ぐ事が出来るかもしれません。
そう言った願いを持って今回のコラボに致しました。
命を大事にするその思いを大切にして…。


>小箱さまへ

小町の言葉を受けとめて頂いてありがとうございます。
『勇ましさ』は決して『力強さ』と同義ではないと小町は思っています。
『慈しみ』『優しさ』が『勇気』を生む。
『守る力』はただの力ではなく包容力が生み出すもの。
忘れたくないことです。


>ももちぇ姉さまへ

御訪問ありがとうございます。
小町も平和な時代と国に生まれ、実際には経験していません。
だからこそ今の生活を守ると言う『遺志』が必要だと思っています。
儚い個人の意志ですが、集まれば必ずや正しい大きな力を持つのでは
ないでしょうか。


>コーヒールンバさまへ

初めまして、お名前はずっと拝見しておりました。
御訪問頂いて、お声までかけて下さってありがとうございます。

小町の短歌で絵画を想像して下さって本当に光栄です。
言葉が絵を思い起こさせ、そして心に入り込む…
この上ない幸せでございます。

『公の秩序を守る』事を優先するあまり『個人の意志は排除』される
傾向があるのだと思います。辛い現実かも知れません。
【2006/08/15 08:51】
| URL | 華小町 #W.2ysQK2[ 編集] |
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