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あのぅ…ついやってしまいました(笑)
元々、小説を書くのが夢だった私です。 ただの訴訟記録をご報告するつもりだったのですが長くなっちゃいました。 で、思い切って連続ノンフィクション小説風に加工してしまいました(笑) で、イントロダクションと共にひとつの記事とリンクにしときます。 お客様が、お時間のある時に順番にお読みになれるようにっと。 カテゴリーにも「三文小説」として作りました(笑) ご利用下さいませ〜♪ 凛のご提供するノンフィクション小説「苦悩の7年」 ではどうぞ。 ちなみに、この物語は事実に基づいたフィクションのはずです。 登場する人物、固有名等は実在のものとは関係ありますん。 …と、言っとかないと私が訴えられる(笑) 【登場人物】 トーニャ・ハウス:財務マネージャー。当時28歳。セクハラ訴訟の原告。 ロベルタ・パルス:会計監査マネージャー。当時36歳。同原告。 ラリー・ミラー:ミラー・グループ社長。 GM:新任GM。トーニャとロベルタのセクハラの張本人。名は無い(笑) ハマー重役:ミラー氏の配下にいるいわゆる取り巻き。 トニー・シュナール:ミラー・グループ上級副社長。セクハラ揉消し画策。 サマンサ・シュナール:トニーの妻。もしかして…奥様は魔女?(笑) リチャード・ニューエンダイク: トム・クルーズと同じく問題児排除の任務を遂行するMI5のメンバー(え? ボブ・コッカハム:同上。ただし、目的の為には手段を選ばない? 裁判長:本裁判法廷のツッコミ担当 ユミコ・シャック:七人の女弁護士事務所所属の弁護士 心無い人々 A、B、C、D:権力とつるんだマスゴミに踊らされた埒もない人 陪審員団長:ポール・ニューマンに似た本訴訟の陪審員の一人 プロローグ:トーニャとロベルタ 第一章 :理不尽の芽 第二章 :裏工作 第三章 :リチャードの決断 第四章 :ボブの謀略 第五章 :ラリー・H・ミラー 第六章 :裁判の波紋 第七章 :訴訟の行方 最終章 :判決…そして… |
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「陪審員の皆様、トーニャとロベルタにとっての、屈辱と不合理の7年間が今終わろうとしています。」
二人の弁護士であるユミコ・シャックは12人の陪審員を前にして、静かに最終弁論を切り出した。 「今回の訴訟の争点は単にGMの卑劣なセクハラを糾弾するだけのものではありません。二人が真に傷つけられたもの、それはラリー・ミラー・グループに対する信頼です。将来を捧げ、会社に忠誠を誓い希望に燃えて業務を全うしていた二人を、会社は裏切った。 確固とした反セクハラの方針を掲げて全社的にセミナーを実施し、充分な教育システムまでを設け取り組んで来たはず企業の中にあって、一番に己を律すべき幹部の中に憎むべきセクハラをする輩を出現させてしまったのです。 GMは卑猥な言葉をあびせ、必要以上の粘着性を感じさせるほど接近し、接触を図っています。そしてその事を拒否すると何の根拠も無く業務内容を非難し、あげく、顧客と性的関係を持ったと根拠の無い中傷を行いました。 それに対する苦情を訴えた二人を待っていたのはセクハラをした当事者に対する断固たる処置ではなく、二人に対しての『報復と侮辱の日々』そして『敵対的で劣悪な労働環境』でした。二人は堪えられなかった。それほど過酷で屈辱的な状態にまで追いやられたのです。 それを増長させたのは他ならぬラリー・ミラー・グループの幹部達です。二人の正当な苦情に対し、ミラー・グループ幹部は事実の揉み消しを謀りました。特に苦情を直接ミラー社長に上訴しようとしていたロベルタに対し、ある重役は先手を打って電話をかけ、彼女の直接懇願を阻止しています。 そして、劣悪な労働条件で業務遂行を強要したばかりでなく、あろうことか二人を不当解雇すると言う暴挙に至ったのであります。 襟を正すべきは解雇された二人ではなく会社の方針に反し、事実を歪曲してまで社会的信用失墜を免れようとしたラリ・ミラー・グループ幹部、ひいてはそのような暴挙を許す会社全体の体質だと私は断定致します。 彼女達は今でも口をそろえて言っています。 「マネージャーとしての誇りを持ち、仕事に打ち込んでいた。 ラリー・ミラーの理念に賛同し、将来を託していた。」と。 その彼女達の夢を奪ったのは他ならぬミラー・グループ全体なのです。 陪審員の皆様、以上の言葉で、いったい何が真実で、何が悪なのかはお判りだと思います。そうです、唾棄すべきセクハラは事実存在した。そして二人は理由無く解雇された。彼女達の受けた言葉の暴力、行動の暴力、そして受けた傷を…権力に屈し歪めてはいけない。ラリー・ミラー・グループには断固たる処置を希望するものであります。どうか陪審員の皆様、正義の名の下に勇気あるご決断をお願い致します。 最後に、これだけは言わせて下さい。」 ユミコがツカツカとGMの前に歩み出た。ハイヒールの乾いた音が法廷内に響いた。GMは身体を硬くし、正体なさげに目を泳がせている。 ユミコの、モッパのようなつぶらな瞳が鋭く光りGMを睨んだ。サッと人差し指を立てた右手が上がり、一直線にGMを指差した。 「あなた!逃げる場所はありませんよ! …て、これ、お約束ですから…。 では終わります。」 陪審員席、傍聴席からドッ!と歓声が沸いた。 皆がスタンディング・オベィションで割れんばかりの拍手をした。 そのうち誰ともなくアンコール・コールが始まった。 「アンコール!アンコール!アンコール!」 「アンコール!アンコール!アンコール!」 「静粛に!此処は法廷ですよ!静かにしなさ〜い!」 裁判長が怒鳴った。ユミコ・シャックが立ち上がった。 さらに大きな拍手が起こった。 「それではアンコールにお答えして… え〜…陪審員の皆様、トーニャとロベルタにとっての、屈辱と不合理n…」 「キミもそこまで最初からアンコールやらんで宜しい。」 「…はい(汗)…。」 陪審員が協議室に下がった。7年間の争いに終止符が打たれる瞬間。 もうどれほどでもない。二人の正義は守られるのか、それとも…。 協議室のドラノブが回った。陪審員達が次々に入廷する。 「陪審員の皆様、見解は一致しましたかな?…では判決を。」 裁判長が結果を促した。 陪審員の一人がコクリと頷き、手に持った書類を目の前まで上げた。 そしてその口が静かに開く。 「陪審員は全員一致を見ました。判決は…」 次回につづく(ちょっとやり過ぎ? 笑) |
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